005.「この愛に泳ぎ疲れても」ZARD(1994年)
作詞:坂井泉水
作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫
今までで一番聴いているアーティストが
ZARDです。
特にこの曲には色々と思い出があります。
当時は「NO」という3分のTV番組が
あり、Being系のアーティスト情報が
流れていたのですが、実家に帰省た際、
この曲が発売前にTVから流れ、
1コーラス分しか流れなかったため、
ミディアムテンポの重い曲だと思って
いましたが、2コーラス目でテンポ
アップするとは思ってもいませんでした。
コード進行、メロディラインは好きだった
ので、一聴して発売日が待ち遠しくなり、
早く手にいれたかったので、テスト期間中
に大学の生協で買いました。ジャケ写も
気に入っています。
重いエレピの音ではじまり、サビに少し
だけ触れ、静かに曲が展開していきます。
当時は、サビではメロディーをコードの
3つ目の音で止めると耳に残りやすいと
いう、根拠のない説を友達と唱えていま
したが、(例:この愛「に」)実際その
ような曲が多かったと思います。
1コーラスを静かに終わり、2小節挟み
テンポアップ+半音上がり、疾走感が
出てきます。
特に2サビ前の「このまま」と、2サビ
間奏後の「勇気を与えて」のところで
曲自体がかっこよくブレイクします。
エンディングもサビの余韻を残したまま
ギターソロが展開されていきます。
「愛に泳ぎ疲れる」「愛を計る」という
表現が、当時は?な感じでしたが、
色々あるけど運命感じたからあなたに
付いていく、的な感じに当時は捉えて
いました。
坂井泉水の声も唯一無二のものだと
思います。
個人的にはメジャーコードよりマイナー
コードの曲を切々と(少し苦しそうに)
歌う方が似合っていると思います。
当時は今ほとネットが普及していなかった
ので、ファンクラブの前身の会報を講読
しており、気が付いたらそのままファン
クラブ会員になっていました。
ファンクラブ限定の船上ライブに申し込
んでおけばよかったと今でも思います。
聴かれたことがない方は、是非。